【CDIP】CYBERDARK IMPACT 考察
2006年8月10日 考察 コメント (6)カードリスト:http://diarynote.jp/d/55303/20060806.html
注目カードの考察とコラムを少しだけ
融合デッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚できるカード。
特殊召喚されたモンスターが【簡易融合】自身の効果で破壊された後も【早すぎた埋葬】などで特殊召喚することができる。【サウザンド・アイズ・サクリファイス】を特殊召喚すればその時に相手モンスターを1体吸収しつつ、【簡易融合】自身の効果で破壊後された後に【早すぎた埋葬】などで蘇生すればロックカードになる。
また、このカードは、生け贄モンスターを用意することにも使える。
【サウザンド・アイズ・サクリファイス】を場に出し、その効果で相手モンスターを除去しつつ【氷帝メビウス】などを生け贄召喚できると良いだろう。
一見レベルモンスターの妨害カードに見える効果だが、速攻魔法という点に注目するととても悪用できそうなカードである。
スタンバイフェイズに自分の墓地に【暗黒のミミックLV1】がある状態で、自分フィールド上の【暗黒のミミックLV3】に【レベルダウン!?】を使用すれば、そのスタンバイフェイズ中に再び【暗黒のミミックLV1】の効果で【暗黒のミミックLV3】を特殊召喚することができ、その【暗黒のミミックLV3】は【暗黒のミミックLV1】の効果によって特殊召喚されている状態になる。結果、その【暗黒のミミックLV3】が戦闘で破壊されれば、効果によってカードを2枚ドローできる。
バトルフェイズ中に使用すれば、戦闘による追加ダメージを狙うことができる。ただし、再びLVを上げる条件を満たすのに苦労するだろう。
ライフポイントの支払いという問題はあるものの、【守護者スフィンクス】【ペンギン・ソルジャー】【キックバック】【強制脱出装置】などのカードの効果で手札に戻ったモンスターカードはゲームから除外されるので、使い道があるだろう。
通常モンスターデッキの強力なサポートカード。しかし、通常モンスターデッキの蘇生サポートカードである【蘇りし魂】【黙する死者】は蘇生時に守備表示で特殊召喚されるので相性が悪くなるのが難点。
このカードは、自分のターンにモンスターとして存在できない欠点はあるものの、常に相手モンスターに対するプレッシャーを与えることができるカードである。
しかし、【魂を削る死霊】などの戦闘で破壊されないモンスターと戦闘を行う場合一方的にやられてしまう。このカードを使用する場合、【突進】などのカードが必要になるだろう。また、【血の代償】を用いて生け贄にしてしまうのもいいだろう。
特殊召喚が多い環境では、ノーコストで特殊召喚を無効にできるカードは強力である。
サイコロを利用するというギャンブル要素があるカードだが、効果を何度も利用でき、効果の成功率は3分の2なので中々強力である。【クリッター】で手札に【キラー・トマト】で特殊召喚できるのも魅力的。
相手のドローするカードを常に確認できるというのは戦況を左右させる結果に繋がるのでとても良いカードである。しかし、守備力1800は倒されやすい。
サポートカードに【バイロード・サクリファイス】があるが、生け贄召喚しなくても良いという程度のカードで、戦闘によってモンスターが破壊されるのが発動条件なので、素直に生け贄召喚してしまった方が良いかもしれない。
このカードは場に1枚と自分の手札に1枚ある時に力を発揮するので、どう揃えるかが鍵になる。これは今後のサポートカード次第だろう。
自分の手札と場にこのカードがある時、自ら戦闘を行い効果を利用して戦闘を無効にし、攻撃力3900で攻撃することもできるので、条件さえ揃えばかなり強力なモンスターである。また、【リミッター解除】があれば攻撃力7800で戦闘を行うことができる。さらに、手札にこのカードが2枚あれば、それぞれの効果で戦闘を無効にし攻撃力を4000ポイント上昇させることも可能だ。
このカードを利用するには、場、墓地、手札、デッキを自在に操るカードが必要だがそんなものはない。
通常の融合召喚以外に、【可変機獣 ガンナードラゴン】に【突然変異】を利用したり、【融合呪印生物−地】などを用いて特殊召喚できる。
◆チェーンカード
今回登場したチェーン○以降に発動できるカード。これらのカードを効率良く利用するには、「誘発効果」を利用する手がある。
例えば、召喚時に魔力カウンターを自身に乗せる効果を持つ【魔導戦士 ブレイカー】や、召喚・反転召喚・特殊召喚時に守備表示に変更する【つまずき】などの永続魔法、反転召喚を繰り返すことができる【ステルスバード】などの反転召喚モンスターなどがある。
【つまずき】が場にある状態で、【魔導戦士 ブレイカー】を召喚すれば、2つの誘発効果がチェーンブロックに積まれる。これで、チェーンを2つ稼いだことになる。これに何らかのカード、例えば【強欲な瓶】などをチェーンすれば、【積み上げる幸福】 などのチェーン4以降に発動できるカードの条件を満たすことができる。この際、場に【地母神アイリス】があれば新たにチェーンが作られる。そこに、速攻魔法などでチェーンを2つ積むことができれば再び【地母神アイリス】の効果でドローすることができる。
このように誘発効果を上手く利用することで、チェーン数を稼ぎチェーンカードを利用していくと良いだろう。
◆サイバー・ダーク
融合モンスターを除く、サイバー・ダークに共通する効果は、「このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル3以下のドラゴン族モンスターカード1体を選択してこのカードに装備カード扱いとして装備し、その攻撃力分だけこのカードの攻撃力をアップする。」「このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する。」の2点である。
レベル3以下のドラゴン族は、13種類(※1)。この中で最も攻撃力の高いモンスターは攻撃力1500の【ドル・ドラ】、次点は攻撃力1400の【仮面竜】。【仮面竜】は自身の効果で【仮面竜】を出せるので利用できるだろう。また【ドル・ドラ】も採用したいところだ。これらをサイバー・ダークが装備すると、攻撃力2200か2300になる。これは、戦闘で【サイバー・ドラゴン】を破壊できる数値だ。さらに、サイバー・ダーク自身にはそれぞれ直接攻撃などの効果がある。
装備状態での攻撃力2000以上と、装備なしの状態での攻撃力800はそれぞれ【魔のデッキ破壊ウイルス】と【死のデッキ破壊ウイルス】の発動条件を満たす。これは、利点であろう。
これら、サイバー・ダークの融合後である【鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン】は能力は攻撃力上昇効果だけで、特に強力な効果は持っていない。【鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン】は、【未来融合】【オーバーロード・フュージョン】のコンボで融合召喚扱いで特殊召喚できるが、デッキに【サイバー・ドラゴン】を加えて【キメラテック・オーバー・ドラゴン】を出すという考えもある。それは、場の状況次第であろう。
(※1)ドラゴン族レベル3以下は現在13種類ある
【軍隊竜】【アームド・ドラゴンLV3】【グレイ・ウィング】【黒竜の雛】【漆黒の闘龍】【ドル・ドラ】
【プチリュウ】【ベビードラゴン】【仮面竜】【魔頭を持つ邪竜】【ヤマタノ竜絵巻】【リザード兵】【一眼の盾竜】
個人的には、今回期待できるのは【簡易融合】だけです。
注目カードの考察とコラムを少しだけ
JP040 【簡易融合】
通常魔法・ / ノーマル
1000ライフポイントを払う。融合デッキからレベル5以下の融合モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚した融合モンスターは攻撃する事ができず、エンドフェイズ時に破壊する。「簡易融合」は1ターンにつき1枚しか発動できない。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)
融合デッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚できるカード。
特殊召喚されたモンスターが【簡易融合】自身の効果で破壊された後も【早すぎた埋葬】などで特殊召喚することができる。【サウザンド・アイズ・サクリファイス】を特殊召喚すればその時に相手モンスターを1体吸収しつつ、【簡易融合】自身の効果で破壊後された後に【早すぎた埋葬】などで蘇生すればロックカードになる。
また、このカードは、生け贄モンスターを用意することにも使える。
【サウザンド・アイズ・サクリファイス】を場に出し、その効果で相手モンスターを除去しつつ【氷帝メビウス】などを生け贄召喚できると良いだろう。
JP046 【レベルダウン!?】
速攻魔法・ / ノーマル
フィールド上に表側表示で存在する「LV」を持つモンスター1体を選択して発動する。選択したカードを元々の持ち主のデッキに戻し、持ち主の墓地からそのカードより「LV」の低い同名モンスター1体を召喚条件を無視して持ち主のフィールド上に特殊召喚する。
一見レベルモンスターの妨害カードに見える効果だが、速攻魔法という点に注目するととても悪用できそうなカードである。
スタンバイフェイズに自分の墓地に【暗黒のミミックLV1】がある状態で、自分フィールド上の【暗黒のミミックLV3】に【レベルダウン!?】を使用すれば、そのスタンバイフェイズ中に再び【暗黒のミミックLV1】の効果で【暗黒のミミックLV3】を特殊召喚することができ、その【暗黒のミミックLV3】は【暗黒のミミックLV1】の効果によって特殊召喚されている状態になる。結果、その【暗黒のミミックLV3】が戦闘で破壊されれば、効果によってカードを2枚ドローできる。
バトルフェイズ中に使用すれば、戦闘による追加ダメージを狙うことができる。ただし、再びLVを上げる条件を満たすのに苦労するだろう。
JP047 【縮退回路】
永続魔法・ / レア
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。フィールド上から手札に戻るモンスターカードは、手札に戻らずゲームから除外される。
ライフポイントの支払いという問題はあるものの、【守護者スフィンクス】【ペンギン・ソルジャー】【キックバック】【強制脱出装置】などのカードの効果で手札に戻ったモンスターカードはゲームから除外されるので、使い道があるだろう。
JP051 【ジャスティブレイク】
通常罠・ / ノーマル
自分フィールド上に表側表示で存在する通常モンスターが攻撃宣言を受けた時に発動する事ができる。フィールド上に存在する表側攻撃表示の通常モンスター以外のモンスターを全て破壊する。
通常モンスターデッキの強力なサポートカード。しかし、通常モンスターデッキの蘇生サポートカードである【蘇りし魂】【黙する死者】は蘇生時に守備表示で特殊召喚されるので相性が悪くなるのが難点。
JP058 【サイバー・シャドー・ガードナー】
永続罠・ / スーパー
このカードは相手ターンのメインフェイズにしか発動できない。このカードは発動後モンスターカード(機械族・地・星4・攻/守?)となり、自分のモンスターカードゾーンに特殊召喚する。このカードが攻撃宣言を受けた時、このカードの攻撃力・守備力は相手攻撃モンスターと同じ数値になる。このカードは相手ターンのエンドフェイズ時に魔法&罠カードゾーンにセットされる。(このカードは罠カードとしても扱う)
このカードは、自分のターンにモンスターとして存在できない欠点はあるものの、常に相手モンスターに対するプレッシャーを与えることができるカードである。
しかし、【魂を削る死霊】などの戦闘で破壊されないモンスターと戦闘を行う場合一方的にやられてしまう。このカードを使用する場合、【突進】などのカードが必要になるだろう。また、【血の代償】を用いて生け贄にしてしまうのもいいだろう。
JP060 【昇天の黒角笛】
カウンター罠・ / レア
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし、それを破壊する。
特殊召喚が多い環境では、ノーコストで特殊召喚を無効にできるカードは強力である。
JP015 【スナイプストーカー】 ☆4 闇
効果・悪魔族 1500 / 600 ノーマル
手札を1枚捨てる。フィールド上に存在するカード1枚を選択しサイコロを1回振る。1・6以外が出た場合、選択したカードを破壊する。
サイコロを利用するというギャンブル要素があるカードだが、効果を何度も利用でき、効果の成功率は3分の2なので中々強力である。【クリッター】で手札に【キラー・トマト】で特殊召喚できるのも魅力的。
JP005 【サイバー・エスパー】 ☆4 炎
効果・機械族 1200 / 1800 スーパー
このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手がドローしたカードを確認する事ができる。
相手のドローするカードを常に確認できるというのは戦況を左右させる結果に繋がるのでとても良いカードである。しかし、守備力1800は倒されやすい。
JP004 【サイバー・オーガ】 ☆5 地
効果・機械族 1900 / 1200 ノーマル
このカードを手札から墓地に捨てる。自分フィールド上に存在する「サイバー・オーガ」1体が行う戦闘を1度だけ無効にし、さらに次の戦闘終了時まで攻撃力は2000ポイントアップする。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
サポートカードに【バイロード・サクリファイス】があるが、生け贄召喚しなくても良いという程度のカードで、戦闘によってモンスターが破壊されるのが発動条件なので、素直に生け贄召喚してしまった方が良いかもしれない。
このカードは場に1枚と自分の手札に1枚ある時に力を発揮するので、どう揃えるかが鍵になる。これは今後のサポートカード次第だろう。
自分の手札と場にこのカードがある時、自ら戦闘を行い効果を利用して戦闘を無効にし、攻撃力3900で攻撃することもできるので、条件さえ揃えばかなり強力なモンスターである。また、【リミッター解除】があれば攻撃力7800で戦闘を行うことができる。さらに、手札にこのカードが2枚あれば、それぞれの効果で戦闘を無効にし攻撃力を4000ポイント上昇させることも可能だ。
このカードを利用するには、場、墓地、手札、デッキを自在に操るカードが必要だがそんなものはない。
JP036 【サイバー・オーガ・2】 ☆7 地
融合・効果・機械族 2600 / 1900 スーパー
「サイバー・オーガ」+「サイバー・オーガ」:このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。このカードが攻撃を行う時、攻撃対象モンスターの攻撃力の半分の数値だけこのカードの攻撃力をアップする。
通常の融合召喚以外に、【可変機獣 ガンナードラゴン】に【突然変異】を利用したり、【融合呪印生物−地】などを用いて特殊召喚できる。
◆チェーンカード
今回登場したチェーン○以降に発動できるカード。これらのカードを効率良く利用するには、「誘発効果」を利用する手がある。
例えば、召喚時に魔力カウンターを自身に乗せる効果を持つ【魔導戦士 ブレイカー】や、召喚・反転召喚・特殊召喚時に守備表示に変更する【つまずき】などの永続魔法、反転召喚を繰り返すことができる【ステルスバード】などの反転召喚モンスターなどがある。
【つまずき】が場にある状態で、【魔導戦士 ブレイカー】を召喚すれば、2つの誘発効果がチェーンブロックに積まれる。これで、チェーンを2つ稼いだことになる。これに何らかのカード、例えば【強欲な瓶】などをチェーンすれば、【積み上げる幸福】 などのチェーン4以降に発動できるカードの条件を満たすことができる。この際、場に【地母神アイリス】があれば新たにチェーンが作られる。そこに、速攻魔法などでチェーンを2つ積むことができれば再び【地母神アイリス】の効果でドローすることができる。
このように誘発効果を上手く利用することで、チェーン数を稼ぎチェーンカードを利用していくと良いだろう。
◆サイバー・ダーク
融合モンスターを除く、サイバー・ダークに共通する効果は、「このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル3以下のドラゴン族モンスターカード1体を選択してこのカードに装備カード扱いとして装備し、その攻撃力分だけこのカードの攻撃力をアップする。」「このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する。」の2点である。
レベル3以下のドラゴン族は、13種類(※1)。この中で最も攻撃力の高いモンスターは攻撃力1500の【ドル・ドラ】、次点は攻撃力1400の【仮面竜】。【仮面竜】は自身の効果で【仮面竜】を出せるので利用できるだろう。また【ドル・ドラ】も採用したいところだ。これらをサイバー・ダークが装備すると、攻撃力2200か2300になる。これは、戦闘で【サイバー・ドラゴン】を破壊できる数値だ。さらに、サイバー・ダーク自身にはそれぞれ直接攻撃などの効果がある。
装備状態での攻撃力2000以上と、装備なしの状態での攻撃力800はそれぞれ【魔のデッキ破壊ウイルス】と【死のデッキ破壊ウイルス】の発動条件を満たす。これは、利点であろう。
これら、サイバー・ダークの融合後である【鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン】は能力は攻撃力上昇効果だけで、特に強力な効果は持っていない。【鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン】は、【未来融合】【オーバーロード・フュージョン】のコンボで融合召喚扱いで特殊召喚できるが、デッキに【サイバー・ドラゴン】を加えて【キメラテック・オーバー・ドラゴン】を出すという考えもある。それは、場の状況次第であろう。
(※1)ドラゴン族レベル3以下は現在13種類ある
【軍隊竜】【アームド・ドラゴンLV3】【グレイ・ウィング】【黒竜の雛】【漆黒の闘龍】【ドル・ドラ】
【プチリュウ】【ベビードラゴン】【仮面竜】【魔頭を持つ邪竜】【ヤマタノ竜絵巻】【リザード兵】【一眼の盾竜】
個人的には、今回期待できるのは【簡易融合】だけです。